ワイルド系ハーブ
■ワイルドクラフトハーブ
全くの自然、野山などに自生しているハーブで、当然無農薬。自然のままで自生しているのできわめて貴重です。自然の状態で育つため環境の厳しさに耐える力が備わっているハーブです。また、自然な状態で乾燥していますので、成分的に損失が少なく、ハーブが持っている強さや、成分をダイレクトに受け取ることができます。ワイルドクラフト以外に、種まきは人間の手によって行われ、苗を植えて増やすハーブ「ワイルドグロスハーブ」などがあります
メリット:有効成分の含有量が多く、香り・味・色が高いなどの特徴があります。
デメリット:?希少価値で大量生産ができない。
ワイルドハーブ以外(人工的に栽培され、肥料の使い方や管理方法によって区別される)
■有機栽培(オーガニック)ハーブ
化学物質を使用せず、天然の有機物や天然由来の無機物による肥料を使った有機農法で作られたハーブのことです。
メリット:品質が安定していて、大量生産が可能です。
デメリット:香り・味・色がワイルド系とくらべるとやや薄い。
■低農薬ハーブ
除草剤などは一切使用しないが、閑散期などに最低限度の安全な農薬を使用している土地で栽培されるハーブのことです。
メリット:価格が安くて、大量生産が可能です。
デメリット:香り・味・色が大雑把。お茶にする場合、香料などとブレンドされることがある。(芳香成分が少ないため)
■業務用ハーブ
安価で大量生産したハーブ。食品として使うより、ポプリや、香料の原料や工業品の原料で使われることが多い。
メリット:価格が安く大量生産が基本のハーブ。
デメリット:?飲用として適さない。バスハーブなどに利用される。安いハーブの中には、業務用を飲用として販売してるケースもあるので、要注意。