マーシュマロウは、地中海沿岸北部からウラル山脈のステップ、トルクメニスタン原産のハーブです。お菓子のマシュマロの原料とされてきたハーブとしても知られています。お菓子のマシュマロは、もともと、マシュマロウルートからとれるとろみのある粘液質に小麦粉、砂糖、香料などを混ぜて作ったもので、植物名がそのままお菓子の名前になったものです。昔のマシュマロは、現在のフワフワとしたマシュマロとは別物のようなお菓子でした。
マーシュは"沼とか湿地"のこと。その名の通り、やや水分のある土地を好みます。黄泉の国への旅立ちに勇気が持てるよう、亡くなった人の周りにこの花を散らしたといいます。古代ギリシャ人やローマ人にとってこの植物は食物であり薬草でした。マシュマロウの葉は野菜として食べられ、珍味と考えられてきました。フランスでは現在も春野菜のサラダとして食べています。中国でも食用ハーブであるマシュマロウは、茹でた玉ねぎやバターと一緒にいためています。
学名:Althaea officinalis
原産国:ポーランド
*原産国は季節等により予告なく変更になる場合がございます
使用部位:根部
どんな味??
それほど強い香りや味はしません。ハーブティーとして飲む場合は、とろみをつける目的で他のハーブにブレンドするとよいでしょう。
ハーブティーはお湯で抽出しますが、マシュマロウは水で抽出したほうがより良く抽出することができます。カップにマシュマロウを入れ、お水を注いてとろみがつくませ混ぜ、マシュマロウティーを作り、他のハーブティーに後から足すようにすると良いと思います。
ご注意
■1日、2から3杯を目安にお飲みください。
*ブレンドのハーブは、原料の供給状況によって異なるブレンドに変わることがあります。ブレンドのハーブ内容をご確認ください。
※初めてハーブティーを飲まれる方は、1ヶ月をめどに1日の量を守って試してみてください。
※また妊娠中の方、薬を服用されている方、持病のある方で御心配な方は、 かかりつけのお医者様にてお問合せ下さい。